関ジャニ∞・錦戸亮が主演の新ドラマ「サムライせんせい」(テレビ朝日)が10月23日からスタートする。本作は黒江S介原作の同名漫画のドラマ化で、錦戸は幕末の志士・武市半平太役を、また、坂本龍馬を演じる神木隆之介とは初共演となり、二人の掛け合いも見所のひとつとなっている。
「錦戸といえば今年の4月、山下智久、赤西仁とともに六本木の路上で一般人の携帯電話を奪って破壊するというトラブルを起こした際に、その男女を恫喝したという報道がありました。かつてはクラブ遊びも派手だったようで、飲んでは度々トラブルを起こしていたヤンチャぶりでしたが、最近はすっかり夜のトラブルは聞かなくなりましたね。今回のドラマ起用も“件の騒動は禊が済んだ”と局側が判断してのことでしょう」(芸能ライター)
そんな錦戸だが、“改心”したのかといえばそうでもないらしく、相変わらず「錦戸は関ジャニのなかで最もファンサービスが少ない」と言われ続けている。
「イベントに登場する際にも、錦戸は一番最後に現れ、帰るときは一番最初というのがおなじみです。ミュージックビデオの撮影で多くのエキストラと共演するときでさえも、ペコリと頭を下げる程度で実にそっけない。同じメンバーの村上信五や丸山隆平、横山裕などがサービス精神旺盛なだけに、錦戸のその無愛想さは一段と際立ちますね」(芸能記者)
しかし、そんな態度も錦戸ファンにはたまらないようだ。態度が悪くても笑ってなくても「亮ちゃんはしょうがないの、そういう子なの」「そんなクールなところが好き」「シャイなだけ」「そのくらいの方が(笑った時に)ありがたみがある」と、口を揃えていうのだからファン心理は複雑。まさに、「ジャニーズ」イチの“塩対応”といったところか。錦戸の魅力を「ぶすっとした時と笑った時のギャップ」がいいと評するファンもいるが、こうした“正統派ジャニーズアイドル”とは違う独自のスタンスが、ファンにとっては「目が離せない」「気になる」存在として映っているのかもしれない。
今作は前期ドラマ「民王」から引き継ぐ深夜のドラマ枠だが、だからこそゴールデンタイムのドラマでは見ることのできない、新しい錦戸を見せてほしいものだ。
(米沢のしろ)