乳がんのため右乳房全摘出手術を受けたタレントの北斗晶。退院後の会見では「元気な“鬼嫁”になって、またテレビに出たい」と力強く復帰の意思表明をした。
そんな北斗を勇気づけるため、多くの有名人や芸能人からコメントが寄せられた。北斗のブログによると近藤真彦からは空気清浄器をプレゼントされたこと、的場浩司やEXILEのATSUSHIが自宅に来て見舞ってくれたことなどが感謝の言葉と共に綴られている。
しかし、北斗と親交があるという松居一代だけは、ちょっと違った。
松居は入院中の北斗を見舞ったことを自身のブログで書き、発売したばかりの自署を持参し、投資家指南を買って出たと明かしたのだ。そのうえ、出版記念の会見でも北斗から投資の勉強がしたいことを相談されたと話した。さらに一部週刊誌にはその時のいきさつを、北斗からのメールまで見せて事細かに語ったのだ。
これには“北斗の病気を自分の商売に利用するな”との批判が殺到した。芸能記者も「松居の発言は、北斗にとっては大迷惑だったはず」と話す。
「北斗は夫の佐々木健介と一緒に『保険見直し本舗』のCMに出演中です。“先行きの不安を解消するために保険を見直しましょう”というコンセプトなのに、投資指南云々を暴露されては、まさに“ありがた迷惑”。しかも、投資指南の話は松居が一方的に話しているだけで、北斗は一切触れていません」
営業妨害とまでは言わないが、松居がこうした北斗サイドへの配慮に欠けていることだけは間違いないようだ。
(李井杏子)