森三中・大島美幸が出産時のシーンを動画撮影し、テレビ放映したことで賛否が渦巻く騒動になったことは記憶に新しいが、今度はタレントの熊田曜子が雑誌の編集者やライター、カメラマンらを分娩室に招いての出産を試み、物議を醸している。
「出産・育児の専門誌ということで安全は確認されていたでしょうし、テレビ用だった森三中と違い雑誌ですから、きっと見栄えのする写真に仕上がるのでしょう。ですが、『よく頑張りました』と称賛する気にはなりませんね。“無事な出産”こそが第一のはずですから、“そこまで商売にするのか”と世間の母親たちからも批判の声があがるでしょう」(女性誌記者)
熊田も出産シーンを雑誌に掲載するかは迷っていたらしいが、編集者との信頼関係が決意させたと語っている。しかし、何でも切り売りする昨今の芸能人にウンザリする人も多く、「陣痛が来て真っ先に編集者に連絡するってどうかしてる」「子供の無事より自分が目立ちたいだけ。最低!」「こんなブームは常軌を逸している」など、分刻みで批判が増量するばかりだ。
「ママタレ芸能人のいす取りゲームも来るところまで来たという印象です。もはや、排卵日を告知したり、実際の子づくり実況レポートでもしないかぎり、新たなことはありませんよ」(週刊誌編集者)
タレント自身は炎上商法でさらに儲かってウハウハかもしれないが、そろそろ何か取り返しのつかないことが起きても不思議ではなさそうだ。
(三崎康太)