昨年、NHKの連続ドラマ小説「花子とアン」の主役を演じ、話題になった吉高由里子。それ以降は女優業を休業状態だったが、先月10月に舞台「大逆走」に出演し、約1年ぶりに活動を再開させた。
「一時期は“引退説”も流れましたが、10月9日に行われた舞台初日では吉高の舞台姿を楽しみにしていた多くのファンを喜ばせました。さらに7日には、文藝春秋から出ている『文學界』にも自身のエッセーを寄稿。エッセイストとして新たなスタートを切りました」(舞台関係者)
女優業再開に加え、文筆家という意外な一面を披露した吉高。しかし、なぜ吉高は1年近くも女優業を休業していたか。そこにはこんな裏事情があったというのだ。
「原因は吉高の元マネージャーの女性にあったようです。この女性は、とにかくスタンドプレイが多く、事務所でも問題視されていたとか。彼女が仕事を辞める際に行った行動が吉高に大きく災いしたのです」(芸能プロ関係者)
このマネージャーは敏腕で知られ、吉高も姉と慕っていたという。しかし独断で行動することが多く、事務所も手をこまねいていた。
「その仕事というのが、昨年12月に発売された雑誌『Quick Japan』の『吉高由里子 二人三脚の足跡』という企画のもの。これは元マネージャーの女性と吉高が、今まで歩んできた道のりを中心に構成された記事。これが事務所に無断でとってきた仕事だったこともあり、上層部の逆鱗に触れたのです」(前出・芸能プロ関係者)
元マネージャーにしてみたら、この企画は退社前の最後の花道を飾る意味もあったのかもしれないが、事務所にしてみればまさに“寝耳に水”だった。
「この直後に元マネージャーは事務所を辞めたのですが、そのかわり(事務所の)怒りの矛先が吉高に向かってしまった。吉高もこの元マネージャーを庇い事務所に反発し、結局“今年いっぱいは仕事を入れない”という結論に至ったそうです」(前出・芸能プロ関係者)
最後までマネージャーを擁護した吉高の行動は美談ともいえるが、果たして1年のブランクを取り戻せるか。今後の彼女の活躍に期待したい。