吉高由里子(27)が女優復帰した舞台で、主演俳優から失格の烙印を押されていた! その「舞台裏」で起きた出来事とは──。
14年にNHK朝ドラ「花子とアン」でヒロインを演じ、紅白歌合戦で司会の大役を務めて、人気・知名度を一気にスパークさせた吉高。“国民的”大活躍から一転、「燃え尽き症候群」で長期休養に入っていた。
「本人から事務所に休みたいと申し出があったそうです。デビューから吉高を支えてきたマネージャーの退社。交際していたロックバンドボーカルとの破局も重なり、精神的なショックが大きかったようです。それからおよそ1年の休養を取りました」(スポーツ紙記者)
この間、吉高が安息の地としたのは深夜の繁華街。泥酔する姿がたびたび目撃されている。復帰は自身初となった舞台「大逆走」で、15年10月9日から25日まで東京・渋谷のシアターコクーンで上演されていた。
「舞台では、吉高が女性器を示す言葉を絶叫して話題になりました。チケットも毎回、ほぼ完売だったようです」(前出・スポーツ紙記者)
大きなトラブルもなく、無事に千秋楽を迎えて大成功と思いきや、稽古場では修羅場が繰り広げられていたという。制作関係者が“舞台裏”をこう明かす。
「初舞台ということで、吉高さんは戸惑ってばかり。演出の赤堀雅秋さんとバチバチにぶつかっていました。いちばん苦戦したのは声の大きさ。ドラマと舞台では声量が全然変わります。何度、稽古をしても声が小さかったため、赤堀さんから『もう帰ったら』『辞めたほうがいいよ』などと罵声が飛んで、泣きながら指示を聞いていました」
共演者の中には、吉高が舞台で思うように演じられない姿を見て稽古後に飲みに誘った者もいたという。
「先輩役者たちが、『こうしたほうがいいんじゃない』といろいろアドバイスをしていました。それでも吉高さんはずっと、『もう、嫌だ‥‥』と落ち込んでいたそうです」(前出・制作関係者)
それからも吉高の演技はなかなか上達しなかったという。その様子にアキれていたのは主演の北村一輝(46)だった。
「北村さんは5年ぶりの舞台出演ということもあり、ものすごく気合いが入っていたんです。それなのに、吉高さんの演技で稽古が中断することが多かった。公開稽古の前には、『あいつは向いていない』と周囲にボヤいていました」(前出・制作関係者)
本番中も北村と吉高の間には、ピリピリした空気が流れていたようだ。
「舞台が終わったあと、ストレスから解放されたのか、吉高は友人の男性ミュージシャンらと、代官山や中目黒で酒浸りの姿がたびたび目撃されています」(前出・スポーツ紙記者)
再び「長期休養」とならなければいいのだが‥‥。