歌舞伎俳優の尾上松也が4日、東京・伊勢丹新宿で開催中のウールのキャンペーン「ウールウィーク」のトークショーに出席。その後の囲み取材で、クリスマスプレゼントにウールを贈るとしたらあの方にも? と、交際中の前田敦子について質問されたが、尾上は「あの方って? 誰なんですか」と、今回もあいまいな笑顔でかわし、言及することはしなかった。
芸能記者もこう言って首をかしげる。
「以前は2人のドライブデートや焼肉デートがスクープされましたが、最近は情報がストップしている状態です。正直、交際が続いているのか破局したのかわからない」
しかし、否定も肯定もせず、情報が漏れないのは、それだけ真剣交際しているからとも言える。
「デート現場が頻繁にスクープされた時は、“ヤラセでは?”とか“話題作り?”などと言われ、尾上が別の女性と車中でキスをしている写真まで出ました。ですが、少なくとも前田は真剣だったようで、女遊びを知った頃は精神的に不安定な状態になったと聞いています。けれども交際は続いているようですね。これだけ情報が漏れないのは、慎重になっているからでしょう」(芸能ジャーナリスト)
それにしても、前田との交際が発覚する前の尾上は、“歌舞伎通”でもないかぎり、一般的にはそれほど知名度が高い存在とはいえなかった。しかし、スクープ以後は、多くのバラエティ番組に引っ張りだことなり、今では歌舞伎だけでなくドラマや映画、ミュージカルと幅広く活躍する人気者になっている。前述の記者会見での尾上の発言に対しても、「誰のおかげだ!」と前田との交際ネタを封印する姿勢にイラつく芸能記者たちも多かったとか。
「確かに前田との交際で、尾上の知名度は格段に上がったと言えるし、その後の成長は目覚ましいものがある。前田が“あげまん”であることは断言できます」(前出・芸能ジャーナリスト)
最近は派手な仕事はせず、すっかり鳴りを潜めているとの声も聞こえる前田だが、その背景にはこうした事情があるのかもしれない。
(李井杏子)