乃木坂46の関連グループである欅坂46が初イベントとなる「お見立て会」を14日、15日でそれぞれ2公演ずつの計4公演をZepp DiverCityで開催した。
同イベントはメンバー一人一人がユニークな自己PRを披露。最後にファンは推しメンを一人選んで握手できるという内容で、1時間ほどのイベントだったが、初イベントかつ無料招待ということもあり、ファンたちにとっても大満足の内容となったようだ。
さらに14日の2部の公演では、来年1月30日に代々木第一体育館で行われるニッポン放送のライブイベント「2016年ALL LIVE NIPPON Vol.4」にオープニングアクトとして出演することがサプライズで発表された。
現段階ではこれが欅坂46の初パフォーマンスの場となることが想定されている。また、10月からテレビ東京系列で放送がスタートした冠番組「欅って、書けない?」の当初の公式サイトには「欅坂46の3月のデビューを応援する番組」と記載されていたことから、メジャーデビュー曲を披露するのでは? と推測する声も多い。そのため、ファンとしては何としてもグループの記念すべき第一歩をこの目で見たいというのが当然の気持ちなのだが、初パフォーマンスがあるイベントと日程がガッツリ被っており、ファンたちは困惑しているとか。
「同日には乃木坂46が東京ビッグサイトで個別握手会を開催します。これがなぜ困るかと言えば、欅坂46のファンの大半は現在は乃木坂46との兼任ファンです。その要因は同じ坂道シリーズであるということももちろんありますが、欅坂46の冠番組『欅って…』が乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』の直後に放送されていることもあり、乃木坂ファンはまとめて両番組を視聴。もともと、乃木坂ファンをそっくりそのまま取り込もうという戦略のため、必然的に兼任ファンばかりという現状。そのため、どちらのイベントを優先すべきか頭を抱えている人が非常に多い。あまりの苦悩から『ウソだろ?』『これはファンに対する踏み絵か!』と、顔面蒼白になっているファンもいるようです」(アイドル誌ライター)
ちなみに、乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」の初パフォーマンスは公式ライバルAKB48のライブイベント「リクエストアワー」だった。そういった経緯もあり、全くの外部イベントかつ、乃木坂46の握手会とあえて日程を被せてくることへの衝撃は予想以上に大きいようだ。この2組、“まさかの強力ライバル関係”に発展しそうな予感が漂ってきた。
(石田安竹)