紅白歌合戦への初出場を果たしながら、3月31日と4月1日のライブで解散することが判明した声優ユニットのμ’s(ミューズ)。そのファイナルライブが開催される東京ドームの周辺が、阿鼻叫喚の騒ぎになるのではないかと警戒する声があがっている。芸能ライターが解説する。
「ライブ当日の東京ドームシティが、ラブライバーで埋め尽くされる光景は目に見えています。問題は何かトラブルを起こすのではないかということ。全身を缶バッヂで埋め尽くした異様なファッションや、声優が投げ入れたチョコを取り合ってファン同士が殴り合うといった問題行動で知られる彼らが、最後のライブという興奮状態でどんな暴挙に出るのか。想像を超える事態が発生する恐れすらありえます」
ちなみに3月31日には、隣接する後楽園ホールで大日本プロレスの試合が予定されている。最近は“プ女子”と呼ばれる女性プロレスファンも多く、そのプ女子たちとラブライバーたちがどんな“未知との遭遇”を果たすのかも予断を許さない。プロレス好きの編集者が危惧を示す。
「要注意スポットは後楽園ホールビルの1階ロビーです。ここは格好の待ち合わせポイントなのですが、誰でも出入りできるのをいいことにラブライバーがロビーを占拠するようなことがあれば、プ女子らとの抗争が巻き起こる可能性も否定できません。雨宿りに使われないよう、当日が晴れることを祈るばかりです」
一方で、紅白歌合戦で共演する人気バンドとの摩擦を心配する声もある。3月31日にはゲスの極み乙女。が日本武道館での初ライブを開催。会場は違えども、こちらもトラブルの可能性があるというのだ。音楽ライターが説明する。
「東京ドームと日本武道館は2キロしか離れておらず、ライブ後の飲み会では水道橋や飯田橋など、同じ駅の飲食店街でハチ合わせする可能性が高いのです。両グループはファン層がまったく異なり、まさに水と油。ライブ後の興奮にアルコールの勢いが加わったラブライバーたちが、ゲス極ファンを挑発しないかが心配ですね」
どうやら当日の水道橋周辺で方々から「ダレカタスケテー!」の声が上がりそうだ。だが、嬉しそうに「チョットマッテテー!」と応える連中からは距離を置いたほうがいいことは間違いないだろう。
(金田麻有)