AKB48の2016年3月にリリースされる、今度こその高橋みなみラストシングルに前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美の4名のOGが参加することが15日に発表された。
ご存じのとおり、この4名はかつての主力メンバー。現メンバーである高橋、小嶋陽菜、渡辺麻友らにこの4名が加わることで、かつての神7が勢揃いというわけだ。当然のようにファンたちも歓迎しているようだが‥‥。ファンの歓喜の声とは裏腹に“悲痛な叫び”をあげているOGが話題となっている。
そのOGとは06年から13年までAKBのメンバーとして活動していた秋元才加。秋元はこの発表を受けて、ツイッターで「まさかの…卒業しても選抜落ち、あるんかーい!」とツイート。さらには旧チームKを共に引っ張ってきた当時の戦友である大島が、「やった、私、選抜入り!」と秋元の肩を叩いてきたことも報告。それを受け「これはもう…帝国軍と反乱軍の闘いだ」と、タイムリーな話題になぞったコメントをして注目を浴びている。
AKBファンたちも「オカロ(秋元の愛称)、やっぱ面白いな」「そういうのネタにできるところが彼女らしい」「どのOGよりも余裕が感じられる」など、悲痛どころか痛快な叫びととらえて称賛しているようだ。
「正直いえば、選抜に呼ばれたかったと思いますよ。しかし、アイドル時代となんら変わらないユニークな反応ができるのはさすが。ファンのコメントで『余裕がある』とありましたが、まさにその通りですね。アクション映画の主演や、テレビコメンテーターなど、OGの中でもっともブレずに我が道を突き進んでいる印象があります」(エンタメ誌編集者)
AKB48時代は「ゴリラ」というあだ名をつけられ、本気で凹んでいた時期もあった秋元。しかしそれを振り切って、ライブでもゴリラのマネをするなどド根性を見せていた。今回の対応でも「選ばれたメンバーよりむしろ目立ってないか?」など、そのタレント性を評価する声も少なくない。常に迷走がささやかれる板野や篠田らと比べると、秋元のほうがなぜか勝ち組に見えてしまうのはそのためだろうか?
(田中康)