数々のバラエティ番組出演を経て、ついに芸能界復帰を果たした、元猿岩石の森脇和成。元相方である有吉弘行からは完全無視を決め込まれ、いまだ共演は果たされず。かつての芸人仲間たちからも苦言を呈され、厳しい状況が続いている。
復帰直後よりメディア出演が減った彼の姿を唯一見ることができるのが、10月に開設された「森脇和成によるブログ」であるが、これについてお笑い関係者が有吉の代わりにこう毒づく。
「仕事の話がほとんどなく、『今日はこれを食べました!』というラーメンやお好み焼きの画像ばかりで、元芸人とは思えない面白さのかけらもないブログです。ネット上では『大学生のフェイスブックかよ!』と失笑の嵐ですよ。同じ一発屋芸人の波田陽区は、人気が失速した後も2つのブログを書き続け、“ユーチューバー”としてネタ動画をアップしたり、ガリガリガリクソンは私物のヤフオク出品などファンを巻き込んだ完成度の高いブログが面白いと人気を盛り返している。森脇には芸能界復帰のチャンスをもらったのに、もう一度お笑いの世界で頑張ろうという気持ちがカケラも見られませんね」
猿岩石のファンクラブにも入っていたという女性も呆れ顔で語る。
「有吉さんは売れなくなった後も唯一残っていたファンクラブの会員に私物を高値で売るなどして体を張っていましたが、森脇さんはさっさと実業家に転身したため、裏切られたショックは大きかったです。猿岩石の全盛期を知っているだけに、現在の状況にはガッカリです」
前出のお笑い関係者は「猿岩石時代から二人の力量の差は段違いだった」と言って、こう続ける。
「番組で今田耕司や東野幸治といったそうそうたる面々に挟まれ、有吉が今田に髪の毛をわし掴みにされたことがあった。先輩相手に生意気な発言をぶちかます有吉を尻目に、森脇は気の利いたコメントも言えずオロオロするばかり。その動画がネットユーザーにより掘り起こされ、あらためて有吉との実力の違いが浮き彫りになりました」
有吉を食っていくぐらいの心意気を見せないと、芸人としての生き残りは難しそうだ。
(佐藤ちひろ)