昨年12月28日に行われた「日刊スポーツ映画大賞授賞式」。「海街diary」に出演した四姉妹のうち、長女を演じた綾瀬はるかが主演女優賞、次女を演じた長澤まさみが助演女優賞、母親が違う四女を演じた広瀬すずが新人賞を受賞した。
中でも注目されたのは、前年度に「ホット・ロード」で新人賞を受賞した能年玲奈が約9カ月ぶりにマスコミの前にプレゼンターとして登場し、受賞盾を広瀬に渡したことだ。
「能年はひと言も発することなく、終始無言を貫いていました。一方で、盾を受け取った広瀬は仏頂面が目立っていました。中には『岸田劉生の“麗子像”みたい』『なんか不気味』などと言う記者までいたほど。とにかく不機嫌な様子が伝わってきました」(映画関係者)
その原因とされるのが、能年と広瀬の浅からぬ因縁だ。
「広瀬が昨年活躍した作品は、能年が降りた仕事の代役が多い。ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ系)も映画『ちはやふる』も、最初は能年が主演予定でしたが事務所移籍騒動のせいで広瀬に回ってきたんです。そんな能年から受賞盾を受け渡されるのですから、不機嫌にもなるでしょう。能年から受賞盾を手渡された瞬間はとりあえず笑顔でしたが、そばで見ていると作り笑いなのがよくわかりました。新人賞をもらえるほどの女優なら、もっと笑顔の演技を勉強しないと」(前出・映画関係者)
ツイッターでは、能年と初めて会えた喜びをつづっている広瀬。あるいは女優業を干された状態の能年に、どんな顔をしていいのかわからなかったのかもしれない。いずれにせよ、すぐにバレるような作り笑いでは、主演女優賞はまだまだ遠い?