もはやトップニュースで報じられるほど、大きな話題となっているSMAPの解散騒動。ここまで大事になりながら、当事者ともいえる“あの人”の動向が出てこない。ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長だ。
13日午後、人気アイドルグループSMAPの解散問題について、ジャニーズ事務所がマスコミ各所にファックスで声明を発表した。
「たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存しますが、そのような状況下であるため、詳細についてのお問い合わせにはお答えできません」
とした上で、理解を求める内容だ。事務所名義ではあるものの、親族が騒動の渦中にあり、SMAPと命名した本人であるジャニー喜多川社長の声は一切届いてこない。
「今回の騒動は、ジャニーさんの姉であるメリー喜多川副社長、そしてその娘である藤島ジュリー景子副社長と、SMAPのチーフマネージャーであるI女史との確執が発端の、いわば『女同士の権力争い』。その結果、ジュリー副社長が勝ち、I女史が負けたことがSMAP解散騒動につながっています。もともとジャニーさんは事務所内の政治的なことにはノータッチで、姉のメリー副社長には頭が上がりませんから、今回も静観しているだけでしょう」(芸能事務所関係者)
命名者ならば、SMAPに対する愛着もあろう。ジャニー喜多川が仲裁に乗り出せば、SMAPも解散せずに済みそうなものだが‥‥。