昨年末の紅白歌合戦で総合司会を務め、健在ぶりをアピールした黒柳徹子。
芸歴60年を超え、日本屈指の大物芸能人として君臨する彼女だが、「ある芸人が黒柳をキレさせた」との証言が関係者から聞こえてきた。
「1月18日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に友近さんが出たんですが、途中からひどく険悪な空気になりました。友近さんといえば、黒柳さんのモノマネが得意な『徹子の部屋芸人』としても有名で、黒柳さん自身も気に入っていたようなのですが、今回の『徹子の部屋』は致命的でした。テレ朝の人間も『二度と共演させられない』と嘆いていましたね」(テレビ関係者)
いったい何が起こったのだろうか。番組関係者が明かす。
「番組後半、友近さんが『芸歴50年』と称する架空のベテラン演歌歌手『水谷千重子』として衣装を着替えて再登場したんです。もちろん台本通りなんですが、このキャラを演じたトークが黒柳さんの逆鱗に触れました。『水谷千重子』として話すエピソードを黒柳さんは完全スルー。たびたび『もういいです』と話を打ち切っていました。実際、観ていて友近さんのトークは気持ちのいいものではありませんでした。黒柳さんからすれば、ネタのキャラと話すこと自体が馬鹿馬鹿しいでしょうし、仮にネタでも『芸歴50年』を称した振る舞いを不遜に感じられたに違いありません。完全にスタッフのキャスティングミスですよ」
友近には気の毒だが、「徹子健在」を感じさせられる一幕でもあった。
(白川健一)