視聴率トップが定位置だったフジテレビの朝の看板番組「めざましテレビ」が、先月の月間平均視聴率で日本テレビの「ZIP!」に抜かれる非常事態となった。
「『めざましテレビ』はフジがトップの座を守り続けてきた数少ない番組。しかも、4月には加藤綾子アナが退社に伴って降板することが決まっています。企画もマンネリ化して、いよいよ最後の牙城も崩されるのかと、スタッフは戦々恐々としていますよ」(テレビ関係者)
絶大な人気を誇ったカトパンに代わって、次のメインMCを務めることになったのが、“ユミパン”こと永島優美アナである。
「入社当時は、父親である元Jリーガーの永島昭浩の七光りでコネ入社したと言われ、バッシングもされましたが、性格もよくスタッフ受けもいいと最近は好評です」(前出・テレビ関係者)
そんな永島アナは2015年には写真週刊誌「FLASH」の報道で熱愛が発覚。
「相手は関西学院大学時代の同窓生で、タレントやスポーツ選手でもなければ、イケメン青年実業家でもなかったため、かえって好感度がアップしました。学生時代にチアリーダーを経験しているだけに、一見派手な感じがしますが、カトパンのような“危険なニオい”がしない。『好きな女子アナ』ランキングで上位に来ないのは、そのあたりが原因かもしれません」(週刊誌記者)
確かに、メインMCとしては、いささか地味な面は否めない。実際、「ZIP!」との差はますます広がりそうと見る業界関係者は多い。
「カトパンの後釜と言われましたが、抜擢された『ユミパン』ではあまり視聴率が取れませんでした。今回も局アナ以外の女性タレントをメインMCに据えたほうが良かったと思います」(フジテレビ関係者)
永島アナの抜擢が、「めざましテレビ」復活のきっかけになるのか。それともフジの凋落が決定的になるのか。どちらにしろ、彼女がキャスティングボードを握っているのは間違いない。