フジテレビの看板アナウンサーとして多くの人気番組を担当してきた加藤綾子アナが、今月末で同局を退社。フリーアナウンサーに転向する。
カトパンが在局中に担当していた「ホンマでっか!?TV」や「クイズやさしいね」などのバラエティ番組は退社後も引き続き出演する運びだが、朝の情報番組「めざましテレビ」のMCは1日の放送をもって卒業。出勤前にカトパンから“元気”をもらっていたというサラリーマンも多かっただけに、彼女の抜けた穴は非常に大きい。
それだけに後任の新MC・ユミパンこと永島優美アナに注目が集まっていたが、なかなかの高評価を得ているようだ。
入社3年目の永島アナは入社半年で情報コーナーを担当するサブキャスターとして同番組に出演。MCになっても何一つ気負うことなく仕事をこなしている。
また6日の放送では、12年から同番組のMCを務めている大先輩の三宅正治アナが些細なミスをすると、「三宅さん、いろいろちょっとミス多いですよ。やめてもらっていいですか?」と、笑顔で説教。三宅アナも「すみません。永島を支えなきゃいけないのに、支えられているというね」と謝るしかなかった。
こうしたやり取りやここ数日の仕事ぶりを見た視聴者からも「ユミパンなかなかイケてるじゃん」「三宅アナとのコミュニケーションも好き」「カトパン降板してどうなるか不安だったけど、意外に観られるな」と好評だ。
「永島アナの父は元サッカー日本代表で、現在は同局の番組にも出演するスポーツキャスターの永島昭浩氏。こうした事情から入社当初はコネ入社呼ばわりされていましたが、よく噛むことで知られている父とは対照的にアナウンス能力はかなり高い。また、アナウンサー数名で踊るダンス動画では彼女のキレキレな全力ダンスが話題になるなど、思いっきりの良さもあり、十分にカトパンクラスまで成長できる器だと思いますね」(女子アナウォッチャー)
この勢いでフジテレビの新エースとなるか!?
(田村元希)