失礼すぎるエビちゃんになぜか絶賛!? 3月20日に放送されたバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に蛯原友里が出演。今回は「その時、頭が真っ白になりましたSP」と題して、自身が経験した頭が真っ白になった瞬間について語った。
それは今から10年以上前、ドラマ「特命係長 只野仁」(テレビ朝日系)で田山涼成と共演した際のこと。その日は緊迫したシーンの撮影だったのだが、本番になると田山の頭に照明が当たり、薄毛頭がとんでもなくピカピカと輝いてしまったのだとか。それがツボにハマった蛯原は笑いが止まらなくなり、その後もNGを連発する事態に。そんな告白もあり、番組では田山がスタジオに登場し、当時のことを謝る流れとなった。
しかし、いざ謝罪を始めると、当時の再現を仕組んだ番組の演出で、田山の頭に照明が当たり眩いほど輝き始めてしまった。それを見た蛯原は、またも耐えられず大爆笑。「汗かいてるときよりキラーンとなってる」と満面の笑みを浮かべながら話すなど、全く謝罪になっていなかったのだ。
その蛯原の姿に共演者の東野幸治も「失礼やな! 全然反省してない! アカンで、エビちゃん!」と注意を促したほどで、実際に薄毛に悩む人からしてみれば、かなり失礼な言動であったことは間違いない。
ところが、この蛯原の対応に田山はおろか、似たような頭髪状況の男性視聴者もそれほど不快に感じなかったというのだ。
「自分の頭を見て、これ以上なく幸せそうにエビちゃんが笑ってくれているということにむしろ親しみを覚えたという人もいたようです。当の田山もこの件については怒るどころか『彼女が目の前にいるだけで幸せな役者だ』と、さらには『むしろそんな思いをさせてしまい、謝りたくなった』と話しているように、エビちゃんにメロメロになっているようでしたね(笑)」(エンタメ誌記者)
ネット上の薄毛男たちも同じような反応で、「オッサンだから見て見ぬフリより、喜んでくれたほうが嬉しい」「ハゲハゲ言われるのは嫌だけど、エビちゃんなら許しちゃいそう」「自分はハゲだけど、俺だって笑うよ」など、大勢がむしろスッキリした気持ちになったようだ。
とはいえ、今回のケースはあくまでエビちゃんだから許されたともいえる。賢明な女性は決してマネをしないように(笑)。
(田村元希)