4月19日から伊藤英明主演のテレビドラマ「僕のヤバイ妻」(フジテレビ系)がスタートしたが、放送後、視聴者からは、ある海外作品に酷似しているという声が続出している。
「『僕のヤバイ妻』は、夫の不貞、血痕を残して妻が失踪。そこから明らかになる妻の新事実など、様々な部分がアメリカ映画『ゴーン・ガール』の展開と一致しています。そのため放送後、ネットでは『ゴーンガールに似すぎだろ』『ゴーンガールとほぼ同じ内容』という感想が殺到しているのです」(テレビ誌記者)
「ゴーン・ガール」は、ベストセラー作家のギリアン・フリンによる原作小説を元に、2012年、アメリカで映画化されヒットした。
元々映画ファンから高い支持を得ていた作品だったが、日本では今年、ベッキーが不貞行為による謝罪会見にて、映画の登場人物と似た衣装を着ていたことで、さらに広く認知されるようになった。
「『僕のヤバイ妻』の脚本家・黒岩勉は、過去に執筆した上戸彩主演のドラマ『絶対零度 未解決事件特命捜査』(フジテレビ系)でも、内容が海外ドラマ『コールドケース 迷宮事件簿』の丸パクリだと話題になりました。そして今回もまた映画『ゴーン・ガール』と似ているということで、映画や原作者のファンが、海外の関係者にドラマの内容を伝えるという声まで出ています。もしも問題が大きくなれば、最悪の場合、打ち切りとなる可能性もあるでしょう」(前出・テレビ誌記者)
この日の夜、衛星放送局「WOWOW」は、まるで狙ったかのように映画「ゴーン・ガール」を放送し、盗作騒動に拍車をかけた。そんな状況の中、はたして「僕のヤバイ妻」は、無事に最終回を迎えることができるだろうか。
(森嶋時生)