個性派俳優の加藤諒が、売れっ子になったことで仕事を選り好みし始めたようだ。これは4月25日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)にて本人が明らかにしたもの。
人気子役だった加藤は学生時代に仕事がほとんどなくなり、その暗黒時代に戻りたくないことから現在はどんな仕事でもOKしているという。だが今後、俳優としてどこまでの仕事がOKとするのかを探る企画にて、自宅公開ロケを「断ります」と明言したのだ。その発言についてテレビ誌のライターが語る。
「加藤がいま、どんな仕事も受けているのは本当でしょうね。一人暮らしの自宅をテレビ番組で公開していますし、留守中に訪れた両親が部屋を掃除した上でバスルームに隠れ、帰宅した加藤を驚かせるというサプライズ企画も受けています。このように親の顔までさらしているのですから、今さら自宅ロケをやりたくないというのは、売れてきたことによる驕りと捉えられてもしょうがないでしょう」
そんな加藤が自宅公開ロケを嫌がる理由は、収録のために部屋を掃除すると、物の置き場所が移動してしまい、パニックになるからだという。だが、掃除するのは自分なのだから、物の移動で騒ぐというのもおかしな話。実際の理由は別のところにありそうだ。前出のテレビ誌ライターはこんな推測を見せる。
「加藤は『しゃべくり007』のレギュラー出演者が自宅ロケに来るならどうかと質問され、原田泰造と徳井義実、そして有田哲平ならOKだと即答。一方で名倉潤と堀内健、そして福田充徳はNGだと答えたのです。おそらく彼は、根っこの部分で相当な人見知りなんでしょうね。そのため、見ず知らずの番組スタッフが押し掛ける自宅公開ロケは精神的に受け付けられないのではないでしょうか」
女性との交際経験がないことからオネエ疑惑もささやかれるが、実はいまだに誰とも交際したことがないという加藤。それほどの人見知りが売れっ子俳優になってきたことで、少しは自分の我を通せるようになってきたのかもしれない。
(金田麻有)