5月10日、女優の高樹沙耶が参院選での東京選挙区出馬を表明した。
高樹は08年に本名の「益戸育江」に改名。女優であるとともに「ナチュラリスト」を名乗り、都会から離れてエコロジーなスローライフを送っていた。選挙では、本名ではなく知名度の高い“昔の名前”で活動するようだ。
最近はテレビで姿を見ることもほとんどなくなっていた高樹だが、そこには誰もが知る人気ドラマとの“因縁”が深く関係していた。
「テレビ朝日の看板である『相棒』です。高樹は12年に出演中の『相棒』を突如降板しました。理由は、前年に石垣島への移住で撮影への参加が困難になったから。身勝手な降板で不興を買って以後、女優としての活動はほとんど見られなくなります」(芸能ジャーナリスト)
それまで千葉県・南房総市に居を構えていた高樹は、11年の東日本大震災後、放射能の影響を極端に気にするようになり、それが移住に繋がったようだ。華やかな芸能界を足蹴にした高樹が以後なにをしていたかというと‥‥。
「“ハッパ”の合法化運動に傾倒していたようです。組織団体の幹事を務め、自らのブログでも『お酒、たばこ、チョコレートよりも安心で安全で多幸感を得られる、そしてアンチエイジングには最高の植物』と語っています」(前出・ジャーナリスト)
今回の参院選でも、公約に「合法化」を掲げる高樹だが、ブログやツイッターでの発言を見ると、嗜好品としての“ハッパ”の解禁こそが偽らざる本音なのだろう。果たしてその主張は国民に受け入れられるのだろうか?