フジテレビが7月16日より行う毎年夏恒例のイベント「お台場みんなの夢大陸2016」のPRを担当する、同局アナウンサーのPR隊メンバーが発表された。
今年も昨年同様に渡辺和洋アナ、生田竜聖アナら、同局の9名の男性アナウンサーたちで結成された「オマツリ男アナ9人衆」がイベント開催期間中に和太鼓のパフォーマンスを行うことが明らかになったのだが、ネット民たちはこの報告にゲンナリ落胆。
どうやら、フジの執拗な男性アナ推しにウンザリしているようで、「暑苦しい。どこに需要があるんだよ」「男は通常業務やらせとけ!」「せめて女子アナに太鼓を叩かせてよ…」「絶対に行かないっス」と、期待感ゼロの意見が多い。
「最近のフジテレビは極端にイケメン推しの流れが強い。4月にリニューアルした夕方のニュース番組『みんなのニュース』でイケメン俳優を日替わりで起用したり、7月スタートの桐谷美玲主演の次期月9ドラマ『好きな人がいること』も山崎賢人、三浦翔平、野村周平らのイケメン定食。とにかくイケメンを出しとけば、女性たちが観てくれるだろというような安易な発想。これには世間から批判が集中していました。確かに来場者は女性のほうが多いでしょうが、それが女子アナであってもテレビで見た顔なら来場者は喜んでくれる。しかし、家族サービスやデートで訪れた男性客は真夏に男性アナなんか見たくないですよ」(エンタメ誌記者)
しかし、女子アナを全面的に押し出せないことにも理由があると、週刊誌記者が説明する。
「やはり、看板アナだった加藤綾子が退社してフリーになったことは大きい。一応、同イベントのPR隊には生野陽子アナ、山崎夕貴アナ、三田友梨佳アナ、永島優美アナの女子アナ4人も選ばれていますが、非常に地味な印象は拭えません。だれを主役してもパンチが足りないことは明白です」
番組視聴率も一向に回復の兆しが見えないフジテレビ。目先のイケメン頼みもいいが、スター女子アナの育成も緊急命題かもしれない。
(本多ヒロシ)