芸能

キングコング西野亮廣の絵本作家転向は節税が目的だった?

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 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、芸人を辞めて絵本作家になることを6月28日のブログで宣言した。今後は絵本作家の肩書きで漫才やテレビ出演を続けるつもりだ。当の本人は「肩書きなんぞどうでもいいです」と綴っているが、週刊誌の記者はそんな西野の態度をこう裏読みする。

「公式プロフィールもお笑い芸人から絵本作家に書き換えたそうですし、単なるネタではなく、確固たる理由があっての行動でしょう。その理由ですが、節税が目的の可能性もありますね。絵画作品は相当な値段で売れたと豪語していますし、今後の生活も考えればここで節税するのは賢い策かもしれません」

 なぜ絵本作家に転向すると節税になるのか。個人で事業を営んでいる場合は「個人事業税」の支払い義務があるものの、芸人を含む芸能人はもともと例外となっており、作家に転向するメリットはない。一方で作家ならではの節税策があるというのである。前出の週刊誌記者が耳打ちする。

「作家や作曲家はヒット作があるかどうかで収入が大きく変動し、収入の波が少ない業種に比べて適用される税率が不公平になることから、収入が急に増えた年には『平均課税』という優遇措置を受けることができます。これにより節税が可能になるわけです。この制度を利用できるのは、主たる収入を原稿や作曲で得ている人のみ。つまり絵本作家なら恩恵を受けられるんですね」

 そんな西野がこれまで発表した絵本は2冊で、現在は新作を執筆中だ。このペースでは絵本作家として食べていけるか微妙なところだが、本人にはどんな勝算があるのか。その辺の計算もぜひ明かしてもらいたいところである。

(金田麻有)

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