6月15日に静岡で行われた深川麻衣の卒業コンサートからスタートした乃木坂46の「真夏の全国ツアー2016」も、いよいよ28日から30日に東京・神宮球場で行われるファイナル公演、4th YEAR BIRTHDAY LIVEを残すのみとなった。
このバースデーライブとは、シングル曲はもちろんアルバム収録曲やシングルのカップリング曲など、現在までに乃木坂が歌唱してきた楽曲を全曲披露するというファンにとっては一年に一回のお祭りのような豪華ライブ。昨年2月に西武ドームで行われた同ライブが全68曲、約7時間30分にも及ぶボリュームだっただけに、以降にシングル5作、アルバム1枚をリリースしている今年のライブでは、約100曲が披露される予定だ。
残念ながらあまりのボリュームのため、今年は1公演では披露しきれないという判断から3日間に分けて行われることになった。お得感は少しなくなってしまったものの、それでも1公演あたりの時間も通常のライブより長めになることが想定され、ファンにとってはスペシャルなライブであることは間違いない。
そんなスペシャルライブで、ファンは様々なサプライズを期待しているようだ。
「まずは7月22日の大阪ライブ以降、体調不良のため欠席している乃木坂のキャプテン、桜井玲香の復活ですね。今までの地方公演はメンバー全員が一丸となり、キャプテン不在を補っていましたが、やはりツアーのラストにはちょっとポンコツだけど、ここぞという時には頼れるキャプテンの存在が不可欠。桜井の調子も徐々に回復しているという報告も聞きますから、ファン全員が期待しているといっていいでしょう。また、全曲ライブということもあり、6月に卒業した深川が初のセンターを務めた14thシングル『ハルジオンが咲く頃』など、卒業メンバーが絡む楽曲がどのように披露されるのかも気になるところ。可能性としては限りなく低いですが、AKB48の前田敦子のように、深川ら卒業メンバーの登場をちゃっかり期待している人もいるようですね」(アイドル誌記者)
ところが、ファンがこぞって心配していることもあるという。
「ライブ当日の天気です。神宮球場は野外ですし、昨年の夏の全国ツアーでのライブも雨の中で行われています。そして残念なことに、しかも今年に至っては、台風10号が直撃する可能性も浮上しているとか。いくら頑張っても、雨の中では100%のパフォーマンスは期待できませんからね。大マジメにてるてる坊主を作っているファンもいるらしいですよ」(前出・アイドル誌記者)
「もう延期は嫌だ」「毎日、100回は天気予報を見てるよ」「晴れるならお金を倍出してもいい」など、ファンの願いは切実のようだ。
さあ、お天道様は乃木坂をみごとに照らしてくれるのだろうか?
(石田安竹)