これはむしろご褒美。ファンの大半がうらやましがるようなエピソードがアニバーサリーコンサートで起こっていた。
9月25日に放送された乃木坂46の冠番組「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では、先月28日~30日に神宮球場で行われた「真夏の全国ツアー2016」のファイナル公演、「4th Year Birthday Live」の裏話をメンバーたちが披露。
ライブで転ぶことが多い秋元真夏は、終盤の花火が打ち上がるその日いちばんの見せ場でみごとにズッコケてしまうなど、残念過ぎるエピソードなどが紹介された。
また、ファン対応が抜群に良いことで知られる衛藤美彩は、メンバーたちがファンに向かって水鉄砲で水をかけまくる演出で失態を犯してしまったことを振り返った。これが、ファンにはかなり興味をそそるエピソードだったようだ。
衛藤によれば、自分の歌うパートに集中し過ぎて無意識に一点集中で水鉄砲を発射。歌唱パートが終わって水鉄砲の発射先を見てみると、かなり高齢のおじいちゃんファンの顔面にひたすら水をぶっかけていたことが判明。しかも、そのおじいちゃんが相当苦しそうにしていたというのだ。
会場も超満員、おじいちゃんにしてみれば逃げ場もなく、ただ水を顔面で食らうしかなかった状態。そのため、衛藤も「もし番組を(そのおじいちゃんが)観ていたら謝りたいなあ。すみません」と謝罪した。
しかし、これを聞いたファンからは「おじいちゃん、人生最高の瞬間」「その神サービスはズルい」「いくら払えばやってもらえるんですか?」と、茶化しつつも本当にうらやむ声が連発。むしろ“ご褒美”だったととらえたようだ。
「このほかにも、生田絵梨花がスタンド上層のファンに投げるつもりのサインボールをコントロールミスでスタンド一列目のファンの顔面にぶつけてしまっていたことも発覚。生田自身も投げたボールがまさか顔面に当たっていたということは知らず、そのまま笑顔で手を振っていたということですから、かなりのドS行為だとファンは思ったようですね。どちらにせよ、そんな事態の的となった本人の気持ちはいざ知らず、ファンからは羨望のまなざしです」(アイドル誌記者)
しかし、有名シンガーのコンサート中に大事故が起こったばかり。くれぐれも慎重にお願いします。
(石田安竹)