最近とみに氷上で大人の色香を醸し出していると評判なのが浅田真央(26)だ。
10月21日のGPシリーズ・アメリカ大会では6位と精彩を欠いた。これにより、GPファイナル出場が厳しくなり、「最終目標」と位置づける18年「平昌五輪」への影響も避けられない。フィギュア界がにわかにザワついている様子について、スポーツ紙記者が語る。
「10月9日、フィンランディア杯の開催地・フィンランドから帰国した佐藤信夫コーチが、真央の左膝痛について言及したんです。以前より負傷は記者間で有名な話でしたが、真央サイドがかたくなに認めなかった。かつて、ある記者が記事にしてしまい、トラブルを引き起こしたほどです」
にもかかわらず、他ならぬコーチがタブーに触れたことで、記者たちは騒ぎ立つ。だが、衝撃をもたらしたのは別の話題だった。
「真央が帰国せずに米国に直行していたんです。筋金入りの海外嫌いで、なおかつ彼女にとって“因縁の国”に直行するなんて考えられません」(前出・スポーツ紙記者)
因縁とは、07年12月に遡る。前年夏からカリフォルニアに練習拠点を移した浅田だったが、わずか1年で帰国したのだ。
「英語が苦手で人見知りなため、真央はホームシックにかかった。一方、『フィギュア人生を全うしたい』と言うほど姉の舞(28)は現地コーチとウマが合っていた。しかし、『姉と一緒に日本に戻りたい』という真央の声を受け、強引に帰国。以後、舞は調子を崩し、引退することになりました。いわば、舞のフィギュア人生に終止符を打った土地なんです。真央も負い目を感じているんですが‥‥」(前出・スポーツ紙記者)
古くから浅田を知る報道陣にとっては寝耳に水の事態で、初のスキャンダルの可能性をささやき合い始めたという。別のスポーツ紙記者が言う。
「『現地に外国人彼氏がいるのではないか』と言われています。今年は左膝だけでなく腰にも不安があるため、ルッツやステップといった小技を中心に演技構成点と技術点を狙うスタイルに切り替えた。真央自身も『氷上の女優を目指す』と漏らしています。負けず嫌いの真央ですから『逆転Vに必要な色香を出すために女を磨いている』との噂で持ちきりです」
かつて「喜んでもらいたい人が見つかると、人は強くなれる」と語った真央。トラウマを克服できるほど強くなった裏で、「目覚めた」のだろうか。