11月8日に放送された新垣結衣主演のテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)第5話の視聴率が、13.3%だったことがわかった。同ドラマは初回から1度も数字を落とさず好調を維持している。
「『逃げ恥』は初回視聴率10.2%を記録して以降、2話で12.1%、3話で12.5%、4話で13%と毎週数字を上げていき、火曜ドラマ枠の歴代最高記録を更新し続けています。放送後は毎週、新垣のキュートさやドラマの内容がネットで盛り上がっているため、口コミで視聴者層が拡大しているのでしょう」(テレビ誌記者)
「逃げるは恥だが役に立つ」は、海野つなみによる同名マンガが原作で、新垣演じる主人公が、星野源演じる恋愛経験のない独身サラリーマンと契約結婚し、奇妙な共同生活を送るというラブコメディーである。
そして最新の第5話では、新婚の空気を醸し出すために、2人が「ハグの日」を制定するという物語が描かれた。しかし今回、原作にあったあるシーンがカットされていたという。
「2人が初めて抱き合った際、原作では男性側が『胸当たってる』という心の声が描かれているのです。しかしドラマでは、その台詞がカットされていたため、原作ファンからは『津崎さんの心情を描いた重要なシーンなのに!』『男が女とハグをした際、一番気にするのは相手の胸だから、台詞をカットするのは不自然だ』『未経験の男が胸を意識しないわけがない』と不満の声が飛び交いました。おそらく新垣は、高身長でスタイルは良いものの、胸は豊かとは言い難いため、彼女に気を遣って今回はカットされたのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
原作では、さらなる2人の色っぽいシーンが描かれているという「逃げ恥」。今後、ドラマは、どこまで再現することができるのだろうか。
(森嶋時生)