11月9日に投開票が行われたアメリカ大統領選挙で、事前の予想を覆して勝利し、次期大統領となったドナルド・トランプ氏。“暴言王”の異名を持ち、選挙期間中から「日米安保は不公平」「日本は核を持ってもいい」と、日本に対しても衝撃的な発言を連発してきたトランプ氏の当選を日本のメディアも大々的に報道している。
そんななか、芸人の厚切りジェイソンがブログで大統領選について言及。
「どちらの候補も嫌だと思っていた人が多かった」と綴り、「今はうんざりだからどっちも嫌だという状況の中で、政治家と比べて新鮮な考えを持つ政治家ではないトランプのほうが期待できるでしょう」と考えて投票したアメリカ人が大勢いた、と有権者心理を分析してみせた。
「せっかく新鮮な考えをいっぱい持っている人が大統領になるわけですから、楽観的に大きく期待したいです」と締めたジェイソンだが、この冷静な分析にテレビ業界が大注目しているという。
「来年1月の大統領就任式まではもちろん、トランプ大統領の就任後も厚切りジェイソンのコメントが欲しいですね。オリジナリティがあるし、なにより説得力がある。彼はお笑いをやる時間がなくなるぐらいワイドショーや報道番組で引っ張りだこになるでしょう」(テレビ関係者)
世界が驚いたドナルド・トランプ次期大統領の誕生。お笑い芸人・厚切りジェイソンの運命も大きく動き出したようだ。
(白川健一)