視聴率絶好調のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)のエンディングにて、新垣結衣と星野源が披露するダンスはパクリだった? 11月13日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)にて、ダウンタウンの松本人志が「マルモリのパクリ!」と指摘したもの。それに対して東野幸治が、「ドラマ終わりで出演者が踊る」と説明すると、ここでも「マルモリのパクリ!」と重ねてきたのである。そんな松本の発言について、テレビ誌のライターはこう語る。
「たしかに『逃げ恥ダンス』は話題になっているものの、一部で盛り上がっているだけという印象もあり、松本の発言は視聴者の共感を呼んでいたようです。松本が例に出した“マルモリ”とは、2011年放送のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)から生まれた“マルモリ体操”のこと。こちらは全国の幼稚園や小学校でも踊られるなど、一種の社会現象になりました」
ちなみに「逃げ恥ダンス」は、ドラマ放送直前に星野がリリースしたシングル「恋」のPVにて、プロのダンサーにより披露されている。つまり新垣と星野によるダンスはそのコピーということになるのだ。それに対して「マルモリ体操」は、ドラマのエンディングで芦田愛菜と鈴木福が踊っていたバージョンが本家であり、CD「マル・マル・モリ・モリ!」は話題沸騰を受けてドラマ終了後に緊急発売されたものだ。
また、「恋」は10万枚突破のスマッシュヒットとなっているが、「マル・マル・モリ・モリ!」は50万枚突破のビッグヒットを記録。ダンス対決ではマルモリに軍配が上がった形と言えるだろう。あとは、マルモリの最終回が記録した23.9%に、「逃げ恥」がどこまで迫られるのか。ここで「逃げ恥」が上回るようであれば、“パクリ”の汚名を返上することができるのかもしれない。
(金田麻有)