12月19日に放送されたバラエティ番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の視聴率が16.3%だったことがわかった。同番組の看板コーナーである「ビストロスマップ」は、今回で最終回となり、ゲストにはタモリが登場した。
「番組ではタモリとSMAPメンバーがビールで乾杯し、全員で食事を楽しみました。そして恒例のゲストによる勝利判定の時間になると、タモリは『今日はもう最終回だから、判定いいんじゃないか? どっちも美味しかったよ』『乾杯をしたらこれはもう仲良しなんだ』『人生に判定なんかどうでもいいことだよ』と語り、勝ち負けを決めることなく、コーナーは終了しました」(テレビ誌記者)
そして最後には、タモリから「長い間ご苦労様でした」とメンバー5人に、「SMAP×SMAP」のロゴが入った星型の置物がプレゼントされた。これらの粋な計らいには、SMAPファンだけでなく、その他の視聴者からも感動や感謝の声が飛び交うこととなった。
しかし今回、そんな感動に水を差すような編集が行われた可能性があるという。
「この日、香取慎吾は番組で出されたビールを何杯も飲み、上機嫌になると『アイムア、パーフェクト慎吾!』とオリエンタルラジオのモノマネを披露しました。そこで木村拓哉が爆笑するカットが映ったのですが、このシーンは、中居正広が番組内で『(今まで判定をしなかったのは)真野響子以来ですよ』と言った直後の爆笑シーンと全く同じ映像だったのです。つまりスタッフは、香取と木村の不仲の噂を払拭したかったのか、わざわざ香取のシーンの後に、別の木村の爆笑映像を挿入した疑いがあるのです」(前出・テレビ誌記者)
放送後、不自然な編集に気がついた視聴者からは、「最後なのにガッカリした」「スタッフは今までもこんなことしてたのか?」「スタッフの努力はわかるけど捏造はよくない」と厳しい意見が殺到した。
今回、SMAPが心から慕うタモリが来店し、温かい空気を作っていただけに、その様子をそのまま放送してほしいと多くの視聴者は望んでいたようだ。
(森嶋時生)