昨年の「NHK紅白歌合戦」に乃木坂46が2年連続となる出場を果たしたが、前回に続き、またもや“公式お兄ちゃん”の乃木坂愛の強さに号泣するファンが続出したようだ。
乃木坂は主要メンバーである橋本奈々未が今年2月でグループ卒業ならびに芸能界引退を発表しているということもあり、ファンたちは橋本のラスト紅白として見守っていたようだが、パフォーマンス前にはキャプテンの桜井玲香が橋本への手紙を読み上げるというサプライズ。そして何よりも初のセンターを務める楽曲「サヨナラの意味」を凛々しい表情で歌いあげた橋本の姿に多くのファンは涙したようだ。
それに加え、乃木坂のパフォーマンスをより感動的なものにしたのが、乃木坂と関わりが深いタレントであり、14年から3年連続で同番組の副音声「紅白ウラトークチャンネル」を担当したバナナマンだった。
「バナナマンは乃木坂結成当初の11年にスタートした冠番組『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系・現在は『乃木坂工事中』)から共演。5年以上の付き合いということでファンからも“公式お兄ちゃん”とまで呼ばれているのですが、他の出演者たちのパフォーマンス時よりワントーン高いテンションで『いや~綺麗になったな~』『情が移ってますからね。ただの共演者って感じじゃないんですよ』『ブスがいないんだよ、この軍団は!』など、乃木坂びいきなコメントをこれでもかと連発していました」(アイドル誌ライター)
曲中や曲終わりにもバナナマンの2人は我を忘れて「橋本~」「橋本頑張れ!」などと大声で叫び、その声援には乃木坂のメンバーたちも気付いていたようだが、その雄叫びはテレビを観ていたファンの心にもはっきり響いていたようで、「日村(勇紀)が周りを気にせずに叫んでるのには不覚にも泣いてしまった」「設楽(統)さん、ホントいいこと言うよな」「やっぱ、バナナマンと乃木坂の関係性が好きだわ」「バナナマンが乃木坂に関わってくれてよかった」など、最高の年末とばかりに賞賛の言葉が多くあがっていた。
橋本の卒業時には、また新たな感動が生まれる予感だ。
(石田安竹)