「めざましアクア」(フジテレビ系)のメインキャスターを務めてきたフリーアナウンサーの高見侑里が、3月29日の放送をもって同番組を卒業した。
高見は前身番組「めざにゅ~」に、11年からお天気キャスターや情報キャスターとして出演。そして、昨年4月からは「めざましアクア」のメインキャスターに抜擢され、1年間中心となって番組を盛り上げてきた。
順調に出世していた高見だが、そこには画面からはわからない苦労があったはず。高見はこの日の放送のラストで「お天気から情報キャスター、そしてメインキャスターと、たくさんの経験をさせていただいて、至らない点も多かったんですけど‥‥すごく成長させてもらいました」と涙ながらに挨拶。
番組のラストには、高見の6年間の活躍をまとめたVTRも放送された。スタッフからいかに愛されていたかがわかるエンディングだったが、当然、視聴者からも感謝のコメントが集まった。そのムードたるや、先日関連番組を卒業したあるフリーアナとはまさに正反対。
「3月25日の放送で『めざましどようび』のお天気キャスターを卒業した岡副麻希のことですね。岡副も高見以上に豪快な泣き姿を見せましたが、今後も平日放送の『めざましテレビ』に出演し続けるため、週6が週5に1つ減るだけ。それだけに、視聴者からは冷めた反応しかなかった。高見も『めざましどようび』は今後も出演予定でめざましファミリーを完全に卒業するわけではありませんから、多少のツッコミがあっても不思議ではありませんでしたが、ほぼ皆無。いわば、高見の成長はまぎれもなくこの『めざましアクア』でしたからね。女子アナらしからぬミスを何かと天然キャラでごまかしてきた岡副とは違い、ひたむきにアナウンサーとして頑張ってきた高見、その涙の違いは番組ファンにもわかったようです」(エンタメ誌ライター)
ネット上でも「高見さんの涙は感動したけど、岡副の涙にはイラッとした」「週6から週1ならそりゃ泣くわな」「岡副はきちんとニュースを読めるようになるくらい努力してから泣け」など、やはり2人の評価は雲泥の差だ。
確かに高見に会えるのが週1に減るのは、ファンも寂しいかぎりだろう。
(田中康)
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