森友学園問題に揺れる安倍政権。特に昭恵夫人のこれまでの言動が、ワイドショーを賑わせている。公人か私人かはともかく、夫の足を引っ張ることになった自由奔放な振る舞いは、彼女のポテンシャルなのか。それともターニングポイントがあったのか。
「06年の第一期安倍政権誕生時、昭恵夫人はまだ44歳。ファーストレディとして注目されて『何をやったらいいかわからない』というプレッシャーがあったことを後に自身の講演で語っています。同年、ブッシュ大統領のローラ夫人にそのことを打ち明けると、『自由に、自分の思うようにやればよい』『自分が何をしたいか、何を得意としてきたかを考え、それを継続するのがいちばん』と言われたのだとか。また、15年に安倍首相と訪米した際、オバマ大統領のミシェル夫人とホワイトハウスを散策。ミシェル夫人が養蜂を行っていることを知り、自分も首相官邸の中庭で養蜂を始めたとか。一部の蜂が戻ってこないという事態もあったようですが」(週刊誌記者)
居酒屋経営やブランド米である「昭恵米」作りなどの活動、ひいては周囲の思いや忖度に頓着しないのも、行動と言葉が優先されるアメリカのファーストレディ直伝ということなのかもしれない。
(伊藤その子)