別居問題に加え、北朝鮮の核実験強行で国際情勢の緊張感も高まり、心身が休まる暇がない安倍総理。懸念されるのが健康状態だ。外遊を精力的にこなし、趣味のゴルフをたしなむ体力の余裕を見せるが、難病指定されている潰瘍性大腸炎を抱える体の調子はどうなのか。「薬が効いて安定しているんだ」と周囲には説明しているとされるが、
「今も定期的に検査入院をしていますし、人一倍、食事には気を遣っています。お酒も基本的にはよくない。今年2月、トランプ大統領就任後初の日米首脳会談でも、アイスティーを飲んでいました。来日していたスペイン国王夫妻との4月6日の会談でも同様です。昭恵夫人は大好きなワインをたしなんでいましたが」(政治ジャーナリスト)
新聞に載る「首相動静」を見ると、運動不足解消のためか、港区内の会員制高級フィットネススパに通っているが、
「実はここの個室にかかりつけの医師を待機させ、極秘裏に診察を受けていると言われています」(前出・政治ジャーナリスト)
昭恵夫人との食事ツーショットに続く、これまた“偽装”フィットネスなのだ。
そうした健康への懸念がつきまとうこともあり、安倍総理は昭恵夫人に対して、奔放な言動に手を焼く一方で、感謝の意も持っているという。
「選挙演説で手が回らない場合に、昭恵夫人が赴くことも多かった。そのへんの新米議員よりも多くの人が集まってくるほどです。だから『昭恵には助けてもらった面も多い』と理解を示している。そもそも第一次政権時、ブッシュ元米大統領夫人と面会し、ファーストレディの心得に感銘を受けた昭恵夫人に『やりたいようにすればいい』と語ったのは、ほかならぬ安倍総理なのですが‥‥」(前出・政治ジャーナリスト)
さて、別居の引き金となった森友学園騒動はというと、
「近々、大阪地検特捜部が寄付金詐欺で籠池理事長を逮捕することで収束するでしょうし、今後の『夫人活動』は各省庁に相談してもらうことになります。昭恵夫人のメンタルしだいですが、総理在任中の離婚の可能性は低いのではないか」(政治部デスク)
洋子さんは、親しい関係者に、
「晋三には『お父さん(故・岸信介元総理)がやり残したことを全部やったんだから、総理は辞めなさい』と言ったんです」
と話しているが、「その時」が来たら、別居問題は新たな展開を見せるのかもしれない。