4月12日に放送された沢尻エリカ主演のテレビドラマ「母になる」(日本テレビ系)の視聴率が、10.6%だったことがわかった。同ドラマは水曜22時ドラマとして、久しぶりに低視聴率を記録してしまう可能性があるという。
「日テレの水曜ドラマといえば、昨年4月期の嵐・大野智主演『世界一難しい恋』以降、すべての作品が全話平均視聴率で2ケタを記録し続けています。それほど好調な枠だったのですが、『母になる』は初回にもかかわらず10.6と2ケタギリギリでした。そのため、次回は早くも1ケタ転落の危機となっています」(テレビ誌記者)
沢尻が女優として久々に主演を務めた「母になる」は、誘拐された当時3歳の息子が、9年ぶりに発見され、そこから母子関係を再構築していくという物語である。
そして1話では、沢尻演じる母親と成長した息子による感動の再会シーンが描かれたのだが、息子を演じたあるジャニーズメンバーの演技に、視聴者からは厳しい声が飛び交っていたという。
「同ドラマで息子役を演じたのは、関西ジャニーズJr.の道枝駿佑です。登場した瞬間は、まるで人形のような端正な顔立ちに『イケメンすぎる』と女性視聴者からは歓喜の声が殺到。しかしセリフを話し出したとたん、SNSやネット掲示板では『え、沢尻エリカのうまさに反比例するかのような衝撃的な演技』『演技派の子役が大勢いるのに、あえてジャニーズを使うからこうなる』『今世紀最大級の棒!』と、過去に類を見ないほど、子役の演技に言及する意見が殺到しました。しかし道枝は今回、連ドラ初出演ということですから、今後慣れていくことで、演技レベルが上昇する可能性も十分あるでしょう」(前出・テレビ誌記者)
日テレ水曜ドラマといえば過去、「Mother」にて娘役を演じた芦田愛菜の演技が世間から絶賛された。それだけに今回も、一定の演技力を求めた視聴者が多かったのかもしれない。