日本中を騒動の渦に巻き込む一方で、安倍夫妻の家庭も非常事態に見舞われていた。さる官邸関係者が、
「昭恵夫人は渋谷区内にある自宅にほとんど帰っていない。実質上の別居状態です。政府関係者は世間への露呈を避けるため、対応に苦慮しています」
と「家庭崩壊」の兆しについて打ち明ける。「すわ、離婚か!」となるその生活実態について、官邸関係者は、続けてこう明かすのだ。
「4月1、2日の両日、秘書官同席ながら、別荘がある山梨県の飲食店で食事をする様子が報じられました。ところがこれはある意味、ヤラセでした。安倍総理は3月31日午後に山梨入りしましたが、昭恵夫人が来たのは翌日の午後、食事の直前なんです。メディアにツーショット写真を撮らせる食事時だけ夫妻は一緒でしたが、その他の行動は別々。2日の昼食後も別々の車で帰京しています」
ここで驚くのは、夫妻で帰宅先が異なること。
「安倍総理は自宅に戻りましたが、昭恵夫人は千葉県の寺院に向かったようです。不仲を悟られるのが困るのか、最近の昭恵夫人はマスコミから雲隠れ。千葉県のホテルを中心に、たとえ見られても説明ができる知人のもとに身を寄せていたりもします。以前は飲み歩いて午前様になったとしても、自宅には必ず戻っていました。公邸に帰るという選択肢もありましたが、森友学園騒動直後に安倍総理から『変な噂が立つから、夜遅い時は公邸に帰らないでくれ』と言づけされたようです。警備員に門を開けてもらうため、『こんな深夜まで飲み歩いて』と思われ、その話が流布されかねません」(政治部デスク)
こうした背景もあり、4月15日、安倍総理主催の「桜を見る会」は、直前まで昭恵夫人は欠席すると見られていたものの、出席。疑惑を一蹴したかのように見えたが、
「昭恵夫人は情緒不安定に見受けられました。お客さんとハイタッチしたうえに、気さくに写真撮影に応じていたかと思えば、『頑張ってください』と言われていきなり涙ぐむ一幕も。安倍総理もこうした昭恵夫人を気遣い、手をつないではいましたが、夫婦間の言葉数は少なめでした」(社会部記者)
そんな昭恵夫人の胸の内を、安倍総理の古参支援者が明かす。
「昭恵さんは『お義母さんが怖くて家に帰れない』と公邸スタッフに漏らしたそうです。何しろ洋子さんが『ウチの晋三の足を引っ張ってばかりいる』と怒り心頭ですからね」
洋子さんは「どこにいるのかねぇ」と、まるで昭恵夫人が戻ってこなくても困らないといった様子なのだという。