6月30日にラストライブ「ありがとう おとももち」を行い、約8000人のファンに見守られながら、芸能界を引退した嗣永桃子。
小学校時代からスタートさせた15年間のアイドル人生をこの日で締めくくった嗣永だが、いつもの“ももち”らしさ全開の個性溢れるライブだったようだ。
「ライブ中盤には3年ぶりにかつてのトレードマークだったツインテール姿を披露。見納めとなる“ももち結び”姿にファンも歓喜したようです。また、ラストの去り際では、ファンからの愛を受け取る『アンテナ』であると位置づけていた右手小指をゆっくりとたたみながらステージを後にした」(アイドル誌ライター)
ライブ後に更新した公式ブログでは別れを惜しむファンに対して「ももちは、ビジュアルもいいし 愛嬌あるし、運もあるので これからも大丈夫です!!!」と伝え、最後も「15年間の想いをこめて…『ありがとう おとももち』」と締めくくり、自身のキャラを貫いた。
「昨年10月に放送された『あるある議事堂』(テレビ朝日系)では、Berryz工房時代のチームメイト・夏焼雅が、嗣永のぶりっ子キャラは事務所のスタッフと作り上げたものと暴露していましたね。何でも、バラエティ担当のスタッフに激しく指導され、何度も泣いてたといい、何と『許してにゃん♪』も1番組3回というノルマまで決まっていたほど。番組で嗣永と共演する機会も多かった菊地亜美も、ラジオ番組で『ももちのマネージャーは死ぬほど怖い』と話していましたから、嗣永もよく15年もキャラを貫いたと思いますよ。それに嗣永自身は最後までキャラを演じているということを認めず、あくまで素の自分と話していましたし、そのプロ根性はアッパレですよ」(エンタメ誌ライター)
今回の嗣永の芸能界引退にはアイドルファン以外からも「ももち、おつかれさん」「最初は嫌いだったけど、もう見れなくなると思うと寂しいな」「ももちのプロ根性とメンタルの強さは本当に憧れる」など、温かい言葉が寄せられている。
あのキャラを貫き通した嗣永ならどこにいってもうまくやっていけるはず。第2の人生も頑張れ、ももち!
(田村元希)