3月2日深夜放送の「指原カイワイズ」(フジテレビ系)に、昨年芸能界に復帰した若槻千夏が登場。休業中に台頭してきたHKT48指原莉乃と初めての共演となった。
結婚、出産、育児でテレビの仕事から離れていた4年間、毎日6時間テレビを観ていたという若槻。トークの勘も鈍っておらず、指原やアンタッチャブルの山崎弘也とボケてはツッコむマシンガントークを展開。ネット上には視聴者からリアルタイムで称賛の言葉が書き込まれた。
そんな若槻の才能をテレビ誌編集者がこう語る。
「若槻は4年間ただテレビを観続けていたわけではなく、細かく分析していたのです。別の番組では平愛梨を『育ちのいいバカ』、ダレノガレ明美を『迷ってるバカ』、鈴木奈々を『ビジネスバカ』などと女性タレントを細かく分類してみせました。今回の放送でも、テレビを観る時に注意している点は『キャスティング』と回答。番組の狙いや視聴者が何を求めているかを常に考えているんですよ」
同じくこの番組を観た芸能事務所関係者は、違う視点で若槻を評価している。
「若槻は自分がゲストなのに、みずから伊集院光に話を振ったり、マシンガントークにまったく入れない48グループのアイドルに絡んでみたりと、出演者全体に気を配っているんです。これは本来ならばMCの指原がやるべき配慮で、ここに2人の大きな実力差を感じましたね。春以降、ますます出演番組が増えるんじゃないでしょうか」
持ち前のトークの瞬発力に加えて、4年間の休業生活で培った視聴者目線と分析力。若槻千夏が、格段にレベルアップして帰ってきた。