日曜午前に放送されている「ワイドナショー」(フジテレビ系)にコメンテーターとして出演しているダウンタウンの松本人志。
これまで20年以上、お笑い界の頂点に君臨し、映画監督としても活躍する芸能界屈指の大物だが、同番組が深夜帯からスタートした2013年以降、ご意見番としても圧倒的な存在感を放っている。
出演者の発言がネットニュースで取り上げられることの多い同番組。放送後、松本の発したコメントについてSNS上で感想が飛び交っているが、昨今、その傾向に異変が生じてきているという。
「このところ、ツイッター上で松本さんの発言に対して違和感を表明する人が目に見えて増えているんですよ」と語るのは芸能ライター。いったい、松本のどのような発言が反発を受けているのか──。
「共謀罪や森友学園問題、豊田真由子衆院議員の暴言騒動といった政治がらみの発言ですね。主に“リベラル寄り”の考えを持つ人たちが、松本さんの『共謀罪はあっていいんじゃない』といったコメントを『安倍政権寄り』として批判しているのです。最近では漫画家の小林よしのりさんら、テレビでおなじみの文化人も松本さんの発言をネット上で批判するようになりました。これまでは見られなかった傾向です」(前出・芸能ライター)
あらゆる発言が注目を集める松本人志。反発を受けるのは、それだけタレントとして“攻めている”からには違いないのだが…。
(白川健一)