7月20日の放送開始を前に、10日、主演する武井咲が連続ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)の制作発表に姿を現した。
「白い着物姿で現れた武井は『腹をくくって取り組んでいます』と語り、初めて取り組む悪女役に気合も十分。23歳と史上最年少のヒロインとはいえ、その色っぽさに共演者の高嶋政伸は、カクテルを振る舞われると『僕なら(一杯)50万円払うな』と言って笑わせていました。ママぶりもだいぶ板についてきたようです。事務所の先輩でもある米倉涼子の出世作で、ブレイクするきっかけとなった作品だけに、武井もターニングポイントになるような作品にしたいと意気込みを語っています」(スポーツ紙記者)
実際に米倉は、「黒革の手帖」「けものみち」「わるいやつら」(いずれもテレ朝系)といった松本清張シリーズで悪役を演じた後、「ナサケの女~国税局査察官~」(テレ朝系)、そして代表作とも言える「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレ朝系)でクールなカッコイイ役を演じる”視聴率の女王”へと成長している。武井としても、この作品で何としても成功を収めたいところだが…。
「米倉は、かつて歌舞伎役者の市川海老蔵や中村勘三郎との色恋沙汰が週刊誌を賑わせました。スキャンダルを糧にして妖しい艶っぽさを身に付けていくことも、女優としてやはり避けては通れません。そういった意味で武井にはまだ早すぎるという声もあります」(番組関係者)
武井も過去に、佐藤健や大倉忠義(関ジャニ∞)、松坂桃李と噂になったことがあるものの“大人の恋”と呼ぶには、若すぎるというわけか。
「所属事務所には10代でデビューしたタレントは、『25歳まで恋愛禁止』というルールがあると言われています。役作りのためとはいえ、その規則を破るのは本人も度胸がいるのでは…」(スポーツ紙記者)
ともあれ、「黒革の手帖」最年少ヒロインには、妖艶さを磨いていってほしいものだ。