今年もサマージャンボの季節がやってきた。昨年に続き1等5億円、前後賞合わせて7億円! まさに3大ジャンボの名に恥じないビッグな当せん金額だ。ただ最近は、賞金の高騰によるものなのか、人気の売り場でさえ好不調の波に揺れている。そこで、宝くじ研究家の山口旦訓氏が、現在勢いのある「強運の売り場全国50店」を推奨する!
今年は1等5億円の「サマージャンボ宝くじ」の他に「サマージャンボミニ1億円」「サマージャンボプチ100万円」と、お好みに合わせて選べる3種類のくじが、7月18日(火)から全国で同時発売された(発売期間は8月10日(木)まで)。
テレビや雑誌でおなじみの“山ちゃん”こと、宝くじ研究家・山口旦訓氏が解説する。
「今年のコンセプトは『なかまと楽しむ夏祭り』です。宝くじ券のデザインやテレビCM、抽選会など、全面で『夏祭り』がイメージされていて、『ジャンボ宝くじ』には『夏祭り賞』として5万円が4万本用意されています」
そもそもジャンボ宝くじは“宝くじのお祭り”みたいなものという山ちゃんは、通常30枚のところ、今回は奮発して40枚を購入する予定だという。
「内訳はジャンボの連番とバラを10枚ずつ、ミニとプチをバラで10枚ずつです。ただ、購入場所は1カ所に決めず、ちょっとこだわってみたいですね。ミニとプチは自宅近くのなじみの売り場。ジャンボは帰省先や行楽地の『強運売り場』に立ち寄って、夢を託してもいいかなと思っています」
ここ数年は、富士山や日光の社寺、姫路城など世界遺産の登録地域がまるでパワースポットのごとく、近辺の売り場に幸運の女神が舞い降りている。
その一方、東西の横綱と呼ばれる「西銀座CC」(東京)と「大阪駅前第4ビル特設売場」(大阪)では、昨年のサマーでまさかの1等0本を記録。人気の売り場とはいえ、必ずしも1等が出るわけではないのだ。
そこで、全国の有名売り場を30年以上も見続けている山ちゃんに、今がまさに旬の「強運売り場50店」を厳選してもらった。
その中で、真っ先にあがったのが北海道だ。
「今、最もツイていると評判です。15年のサマージャンボ以来、連続的に『億当たり』を出していて、おまけに今年6月のロト7では、1等3億4000万円が道内から2本も飛び出していますからね」
その好調の波の中心的な存在が「大通地下CC」(札幌市)だという。
「昨年の年末ジャンボではミニともども1等を出しています。この店の人気マスコットは北海道産の野菜で作られた『招き猫』。販売員さんの手作りというからうれしいじゃないですか。それこそが御利益の秘密かもしれませんね(笑)」