NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」(16年)のヒロインで大ブレイクした高畑充希の民放ドラマ初主演となるドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ系)がスタート。7月12日の第1話は平均視聴率11.6%の好発進となった。
一方、撮影現場からは不穏な情報がもたらされた。ドラマで高畑は、両親に超過保護に育てられてきた女子大生の根本加穂子を演じているが、加穂子の母親を演じる黒木瞳と、祖母役の三田佳子が撮影現場で不穏な火花を散らしているというのだ。
ドラマ関係者がため息まじりにこう明かす。
「2人とも現場ではほとんど口を聞きません。そればかりかお互いに意識し合っているようで、気に入らないことがあると裏で、三田サイドが『なんで私のほうが扱いが小さいの?』と不満を漏らせば、『差し入れは私のほうがいいでしょ? 私のほうがスタッフのことを考えているのよ』と黒木サイドが悦に入るなど、激しくけん制しあっているので、スタッフは戸惑うばかりなんです」
大物女優2人がライバル心をむき出しにするのはさもありなんだが、その一因について、先のドラマ関係者はこう話す。
「もともと性格的には水と油で、撮影が終わった後にご飯を食べに行ったりすることも当然ありません。どうも撮影前から三田さんの耳に黒木さんの現場での悪評が耳に入ってきて、一方的に毛嫌いするようになったようなんです」
7月24日発売の「週刊アサヒ芸能」(8月3日号)では、三田と黒木の「ばばママ」バトルを詳報。凍りつくような現場の空気に高畑もさぞかし困惑していることだろう。