やはりその「不吉な予感」は的中してしまった。
乃木坂46の中元日芽香が8月6日放送の「らじらー!サンデー」(NHKラジオ)で、グループ卒業を発表したのだ。中元は卒業時期など詳細は決まっていないとしながらも、次回シングルに参加せず11日からの全国ツアーの地方公演にも不参加を表明している。
卒業理由については、「以前のように、元気な時のようにうまくいかないなという日が続いていて、それが自分の中で許せないっていうか、万全な状態でのアイドルでいたかったなっていうのが決め手となりました」と、体調不良を一番の原因に挙げている。
「『らじらー!』で共演するオリエンタルラジオの中田敦彦も指摘してましたが、卒業を予感させるコメントが最近増えていた。ファンの反応としては『やっぱり』というものが一番多いですね。また、中元といえば、握手会人気は選抜クラスでしたが、選抜メンバーが盤石な布陣すぎて人気の割になかなか選抜入りできなかった不遇のメンバーという印象が強い。乃木坂も最新シングルでは三期生がWセンターに抜擢されたり、世代交代の時期を迎えていますから、そうした現状も卒業を決意させたんでしょう」(アイドル誌ライター)
そんな中元の卒業宣言にファンからは「ひめたんの笑顔が見られなくなるのは寂しい」「秋のアンダーライブ楽しみにしてるよ」「東京ドームでパフォーマンスをするひめたんが見たいな」と、様々な声が上がった。
「やはりどのタイミングで卒業するかがファンにとって一番気になるところ。中元は10月に開催される非選抜メンバーによる『アンダーライブ全国ツアー2017~九州シリーズ~』への参加を表明していますから、ファンはまずはホッとしているようです。先月3日のブログで『どうやったら選抜になれるんだろうってがむしゃらにやっていた瞬間が私の青春でした』と語ったように、努力してもなかなか選抜になれないという葛藤を抱え、在籍中のほとんどをアンダーで過ごした彼女だけに、最後の舞台はアンダーライブになる可能性も高い。また、11月に乃木坂は全国ツアーのファイナルとして東京ドーム公演が決まっていますが、アイドルとしてはもちろん経験しておきたいはずだし、妹のBABYMETALの中元すず香も立った舞台ですから『ぜひお姉さんにも!』といった声も見受けられる」(前出・アイドル誌ライター)
いずれにせよ、乃木坂の人気上昇に貢献した中元には、最高の花道を用意してあげてほしいというのがファンの総意だろう。
(石田安竹)