たとえドロ沼裁判に発展しても、キッパリと縁が切れるならば幸せなほうかもしれない。お笑い芸人や有名スポーツ選手を泣かせ続ける鬼嫁たちのブチギレ言動を一挙公開する。
8月9日発売の「週刊文春」で二股不貞疑惑が発覚した雨上がり決死隊の宮迫博之(47)。直後に生出演した番組では、不貞行為は否定するも、涙を浮かべながら謝罪した。放送作家が話す。
「その日も、宮迫夫人から『行ってこい、お前』と言われたことを明かし、恐妻家ぶりを演じていました。最も有名なエピソードが結婚決断時の話で、夫人が『結婚するか、一生会わないか、どっち?』と迫ったそうです。宮迫が『誰のおかげで暮らせているんだ!』と不満をぶつけても、2秒で『離婚する』ときっぱりと返答され、ぐうの音も出なかった話もよく知られていますね。芸人仲間に結婚生活のアドバイスを求められれば、『決して(妻に)ノーと言わないこと』と諭しています」
先輩芸人の松本人志から見れば、宮迫の女癖は昔からのようで、「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、
「2人の女性と3泊してるわけですよね。宮迫ですよね。ボケでも何でもなく、8回ヤッてます」
と断言。目を潤ます姿にも「完全に演技です」と夫人に代わってバッサリ切り捨てたのだった。
さまぁ~ずの大竹一樹(49)のヤバ妻エピソードは、毒舌タレントの有吉弘行をもドン引きさせた。その“鬼嫁”こそ、今年7月にフジテレビを退社した中村仁美(38)だ。テレビ誌編集者によれば、
「昨年9月に放送された『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)は衝撃的でした。食べたいものをリクエストすれば『何注文してんだ! フザけるな、レストランじゃねえんだから!』と怒鳴られ、ライブ後の打ち上げで朝帰りした時も、6時30分には『何寝てんの? 祭りは終わったのよ』と、起こされたとか」
だが、フジテレビ関係者は中村に同情的で、大竹のダメ夫ぶりを明かす。
「確かにアナウンス部からの異動通達で辞めちゃうぐらいにプライドは高いけど、結婚に反対だった父親を数年間もかけて説き伏せたのだから、自己中心の鬼嫁じゃないよ。例えば大竹は『朝御飯は自分で用意してるし』なんて言ってるけど、彼は変わり者で、朝にならないと食べたいメニューがわからないそうで、せっかく用意しても自分で餅を焼いて食べるようなヤツなんですよ(苦笑)」
今年3月、中村は女性誌に連載中のエッセイで、「鬼嫁の釈明」と題し、大竹の奇抜な言動を暴露。強気の文体には、鬼の形相がチラついていた。
ラストはリアクション芸人の出川哲朗(53)。今年から冠番組も始まり、年収は1億円超えともささやかれる。そんな出川の嫁(39)は元レースクイーン。当時のプロフィールを見ると、B80・W58・H86のスレンダー美女だが、すっかり図太くなったようで‥‥。
「出川の嫁への気遣いは半端じゃない。どんな仕事でも受ける出川が、嫁さん絡みの共演や自宅公開だけはNGだし、ラジオ番組で夜遊びをバラされると、代名詞の『ヤバイよ』を連発。『クソ哲、クソ哲、ご臨終♪』と、05年、愛知万博での『モリゾーとキッコロ』を替え歌にした、豊田真由子代議士並みの節回しの大絶叫で起こされても、愛情表現だと思っている。ただ結婚3年目の07年から別居説が流れ、愛車のポルシェに鬼嫁を乗せている目撃談が、近所でもまったく聞かれなくなったというのもおかしな話ですよね」(女性誌記者)