昨日まで人気だったタレントが、今日はそっぽを向かれる厳しい芸能界。そんな中、約10年前に再ブレイクし、大活躍していたタレントがまた、落ちぶれているという。
「ルー大柴です。90年代、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)や『浅草橋ヤング洋品店』(テレビ東京系)などで一世を風靡し、『トゥギャザーしようぜ!』というフレーズでアデランスのCMにも出演するも、その後低迷。しかし2007年ごろから日本語と英語が交じったいわゆる『ルー語』で綴られたブログが話題となり再び人気を獲得しました」(芸能ライター)
さらに自身が歌った「MOTTAINAI~もったいない~」が「NHKみんなのうた」に採用されヒット。ミスタードーナツや月桂冠、アットホームといったCMにも出演。まさに不死鳥のごとく甦ったのだが……。
「このブレイク後、彼はマネージャーとともに長年お世話になった浅井企画を独立、個人事務所を立ち上げました。ルーは『円満退社』と言ってはいましたが、業界的にはこれが『思い上がり』と受け取られたのでしょう。徐々に干され、ふたたびテレビから遠ざかっていきました」(前出・芸能ライター)
現在は単発の仕事が多いようだが、時間があるせいだろう、ブログには「ネイバーフット(近所)の『かきアイス屋』さんを……」「マイハウスのネイバーフット(近所)に……」と、ほぼ近所を散歩する生活が書かれている。
しかも悲しいのは読者が1万5000人ほどもいるにもかかわらず、コメント数がかなり少ないことだ。「1日4件が関の山です。0件という悲しい日もあります」(前出・芸能ライター)
またプロフィール欄には「ドジョウ・メダカなどの採集・飼育/クラシック音楽鑑賞/切手・葉書集め/おいしい立ち食いそば屋探し/アクセサリー作り(ホースネイル)/太極拳/墨絵」と、あらゆる趣味が書かれている。おそらくこれで仕事に結びつけたいようだが、テレビでこの趣味を披露する機会は今のところあまりないようだ。
「再ブレイクすると有吉弘行やヒロミのように人気を持続させることができる印象があるが、彼の場合はどうやら当てはまらなかったようです」(前出・芸能ライター)
再々ブレイクの希望を捨てないでいただきたいものだ。
(魚住新司)