青山テルマが「新バラエティクイーン」としての存在感を増している。「有吉ジャポン」(TBS系)や「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)、「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)など、数々の人気番組に出演し、爪痕を残している。
この夏の出演過多については、9月6日にリリースしたデビュー10周年アニバーサリーアルバムのPRのためと言われているが、発売週(9月18日付け)の「オリコン週間アルバムランキング」では売上枚数964枚で65位と苦戦した。
しかし、本業でないとはいえ、バラエティでのブレイクは「お笑いが大好きでリスペクトしていたので出演オファーを断っていた」テルマにとって、名誉なことなのではないだろうか。
そもそも、テルマは歌姫として「日本でもっとも売れた着うたフル楽曲」というギネス記録を持っている。青山テルマfeat.SoulJa名義でリリースされた「そばにいるね」で獲得した栄冠だ。この曲だけで200万超えのダウンロードなのだから、誇れるものだろう。
音楽系の「ギネス記録」で言えば、昨年「ペンパイナッポーアッポーペン」で一大ブレイクしたピコ太郎の「アメリカ合衆国のBillboard Hot100にチャートインした作品の中で、1曲の長さが最短(45秒)」というのが記憶に新しいが、時は遡って1999年、TBSの「オールスター感謝祭」の企画で放送中にCD制作をし、「ジャケット撮影やレコーディング・CD完成までの時間が4時間28分」でギネス認定されてしまった島崎和歌子(Risky名義)や、1992年に100歳の誕生日を記念してラップを発表し、「世界最年長ラッパー」としてギネス認定を受けた「きんさんぎんさん」も味わい深い。
その他、AKB48が「世界一人数の多いポップグループ」(88人)、SKE48が「最も多くミュージックビデオが収録されたアルバム」(63曲)もある。
有名どころではKinKi Kidsの「デビュー以来シングル38曲連続オリコンチャート1位」(更新中)や、ジャニー喜多川の「もっとも多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのチャート1位シングルをプロデュースした人物」などもある。
…列挙してみると「ギネス記録」の奥深さを感じずにはいられない!?