筋を通す心構えは素晴らしいが、今後売れるかは別問題!?
ペニーオークション騒動で批判されたタレントの小森純が、9月20日放送のバラエティ番組「良かれと思って!」(フジテレビ系)に出演。
2012年に発覚したこのペニオク騒動を振り返っておくと、当時、小森をはじめとした複数の芸能人が謝礼を受け取ったうえで、本来落札していない商品を落札したかのように装ってオークションサイトの宣伝をブログで行った。さらに、このサイト、実際は商品が落札できず、手数料がむしり取られる仕組みとなっていた詐欺サイトであり、大問題となったというものだ。
騒動発覚後、騒動に関わった他のタレントたちがやんわりとした謝罪や、沈黙を貫く中、小森だけが表に出て生放送でしっかり謝罪したが、その行動が裏目に出て干されてしまうという結果になってしまった。
他の“犯罪加担者”たちが平然と活動する中、5年もテレビから姿を消していたにもかかわらず、この日の小森は改めて騒動を謝罪し、「そこは見直した」とする視聴者もいたようだ。
しかし、ネット上では「今でも謝っているのは評価するけど、これから売れるかは別問題」「可愛いとも思えないし、今後、売れていくとは思えない」「ひっそりと一般人として暮らしていた方が良かったのでは」と、小森の再出発に疑問を投げかける声が多数見受けられた。
「かつてはギャルモデルとして女子高生のカリスマとして君臨した小森ですが、31歳になったことと、騒動のこともあって、かなり雰囲気は落ち着きました。ただ、それがいい方向に落ち着いればいいんですが、この日の番組では黒髪ボブヘアーで登場し、その雰囲気は大久保佳代子に似ていると話題になっています。この日の番組に寄せられたファンからの意見にも『ブスだと思うけど、大好きです』とありましたが、ビジュアルを売りにしていくのも難しい。ならば、中身やキャラで勝負と思ってしまうが、同じ事務所の後輩である鈴木奈々とのキャラ被りも懸念されていますから、なかなか厳しい船出になることは間違いないですね」(エンタメ誌ライター)
現在2児の母で、ママタレントとして頑張っていきたいのかもしれないが、ママタレ枠も飽和状態なのが芸能界の現状。もはやペニオク騒動のマイナスを何らかの形でプラスにしていくしかないが、底力に注目したい。
(田中康)