現在10本近いレギュラー番組を持つ、売れっ子お笑いコンビ・オードリー。ボケ担当の春日俊彰が、海外ロケで“リアルボケ”をかましていたことが、10月27日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)でのVTR出演で明らかになった。
「春日の持ちネタで、誰もが知っている『トゥース!』ですが、以前、オードリーの2人が台湾ロケに行った際、彼らのことを知っている人たちに、さっそく自慢げに『トゥース!』ギャグを披露したところ、結果は完全無視。しかも現地コーディネーターから『トゥース!はやめてもらっていいですか』と注意される始末。なんと『トゥース』は中国語で『血ヘドを吐いて死ね』というとんでもない意味だったんです」(番組関係者)
現地コーディネーターからは、イントネーションを「トゥースー」に変えれば「食パン」の意味になるから大丈夫だと教えられたようだが、春日の海外でのリアルボケはそれだけではなかった。
昨年12月6日に放送された「有吉弘行のダレトク!?」(フジテレビ系)に出演した時のこと。この時春日は「キモうまグルメinオーストラリア」と題し、船に乗り最大1メートルはあるカンムリブダイを捕獲する企画に挑戦。春日は船上に好物のバナナを持参。これを見た船長は突然「これは誰のバナナだ!」と激怒。何でも「バナナを船に持ち込むと魚が釣れない」という言い伝えが世界的にあるのだという。結局カンムリブダイは釣れず、春日は船長に「お前がバナナを持ってきたから、釣れないんだよ!」と説教を食らう始末。「知らなかったしなあ」と、さすがの春日も意気消沈していた。
また、2015年12月11日に出演した「なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付」(日テレ系)に出演した際には、海外ロケで現地の人を激怒させた。
「春日は軍資金5万円を持って、発する言葉を『イエス』のみで旅をするという企画で、ロサンゼルスへ。そこでビーチにたたずむ女性に『イエス』を連発していたら、突然ある男性に『お前、何やってんだ? 俺の彼女だぞ!』と怒鳴られてしまったんです。それでも『イエス』しか言わない春日に男性は『何言ってんの?オマエ』とキレられてしまいました」(テレビ関係者)
行く先々でその気もないのにボケてしまい、サンザンな目にあう春日。海外でドヤ顔を見せられる日は来るのか。
(窪田史郎)