「自分のことは棚に上げて?」という声が日本中から聞こえている。
歌手の近藤真彦が11月29日、情報番組「ビビット」(TBS系)に出演し、MCを務める国分太一と対談したものの、まさに「身勝手な持論」を展開して国分だけでなく、多くの視聴者をあきれさせた。
近藤はこの日、ジャニーズ事務所所属タレントの結婚のタイミングについてコメント。近藤は29歳で結婚。国分も41歳の時に結婚しているだけに、視聴者の多くも興味深くこの対談に耳を傾けたようだ。近藤は自身の結婚時、相手の母親に反対されたこと、今でも親交のある“母親のような存在”黒柳徹子に相談したことを語ったのだが、ジャニーズメンバーの結婚観に話が及ぶと、ファンをダシにした持論を披露。お茶の間をあ然とさせてしまった。
「近藤は『ファンの人たちを裏切ったらダメ。ある程度いい年になって、ファンの人たちも自分たちが少し結婚したり、恋愛したりとか、そういう経験したなと思った時にオレたちは結婚できるんだよ。オレたちだけが幸せで、いい子見つけたら結婚しますと言っちゃったらダメ。ずっと応援してくれた人が自分たちも恋愛を経験して、時には結婚して、子供ができて、それでもお前(国分)のことを応援してくれていて、もうそろそろいいなって結婚できたんじゃないの?』とまくし立てました。当然、後輩の国分は『タイミングがありますよね…』と賛同したように見せかけましたが、視聴者の多くは『はぁ?』と思ってしまったようです」(女性誌ライター)
それもそのはず。近藤はバリバリ人気絶頂のアイドル時代に、当時女性アイドルNo.1の中森明菜と浮名を流し結婚報道まで流された張本人。当時、テレビ番組で「隣りに立たせないで」とファンをとり乱させた前科もある。そうした過去も受けて、ネット上には「あんたが言うな」「じゃあ明菜さんとどうして付き合ったの?」「それって後輩へのパワハラじゃないの?」「こんな勝手な先輩がいたら事務所が崩壊するはずだ…」など大ブーメラン状態に。
「言いたいことは多少はわかるし、自分の失敗から学んだことを語っているとも言えなくもないですが、50を過ぎたオジサンには今の若い人に結婚観まで強制する権利はないはず。むしろ、今の若いジャニーズの“遊びっぷり”を見ていると、結婚しない程度に遊びまくれというムードがあるような気もします。ファンにはそのほうが悲しいはずですけどね」(前出・女性誌ライター)
また、年末恒例の「ジャニーズの老害」という声が聞こえてきそう?
(飯野さつき)