12月12日放送の「監獄のお姫さま」(TBS系)第9話で満島ひかり演じる若井ふたばこと通称「先生」が見せた、黒ずくめの“女囚さそり”ルックが話題を呼んでいる。
つばの広い黒いハットに黒いロングコート。パーマのかかっていないまっすぐな黒髪という姿をした満島を見た一部のファンからは、放送中からSNS上で「これはあの映画に対するオマージュね」と盛り上がったというのだ。
「満島が歌手から女優へと大躍進したきっかけとなったのは、09年公開の映画『愛のむきだし』です。満島はこの映画で女子高生・尾沢洋子を演じ、みずからを慰めるシーンやアンダーウエアを気にしないキックシーンなどをのびのびと演じ、『キネマ旬報ベスト・テン』をはじめとする各映画賞において新人賞を総ナメして注目を集めました。そんな洋子との“ねじれた”恋愛模様を演じたのがAAAのメインボーカル・西島隆弘でしたが、西島はこの映画で満島がドラマで見せた“女囚さそりルック”とまったく同じ扮装をしていたんです。それで、“オマージュ”発言が飛び交ったようですね。また、脚本担当の宮藤官九郎が『映画を見るか見ないかは、満島ひかりが出ているか出ていないかで決める』と公言しているほどの満島ファンというのも、SNS上で盛り上がりを見せた原因の1つかもしれません」(エンタメ誌ライター)
12月19日に最終回を迎えるこのドラマ。クールに見えて情に厚い「先生」をカッコよく演じている満島が、最後にどんな演技を見せてくれるか楽しみだ。