2016年に「PPAP」で、大ブレイクしたピコ太郎。昨年は「ピコ太郎のララバイラーラバイ」(テレビ東京系)でアニメに進出し、小池百合子都知事とコラボダンスを披露するなど、“一発屋”では終わらぬ活躍を見せた。そんな彼の目標は、2年後の2020年に開催される東京オリンピックの開会式・閉会式でパフォーマンスを披露することだという。
「昨年12月7日に、ピコ太郎は東京・南青山のエイベックスビルで行われたイルミネーション点灯式に、女優の川栄李奈と出席したのですが、そこで『来年から当面ずっと、東京オリンピックに出られるように頑張っていきたい』と抱負を語っていたんです」(スポーツ紙記者)
17年のピコ太郎は、小池氏とのコラボダンスの他に、11月6日には東京・元赤坂の迎賓館で開かれた晩餐会に招待され、米・トランプ大統領と対面。一方で10月6日にはアフリカ東部の国・ウガンダの観光大使に任命されるなど、世界に向かって大きくアピールする年となった。東京五輪への何らかの形での出演も、決して夢ではないかもしれないのだ。
「実は以前からオリンピックにピコ太郎が出てほしいという声をあちこちで耳にします。Twitterでも『ピコ太郎の東京オリンピック! 達成できるように応援するっ!』とか『オリンピック開会式でピコ太郎のPPAPあるのでは』といった声が数多く上がっています」(エンタメ誌デスク)
大方の“一発屋で終わるだろう”という予想を覆し、ある意味“日本を代表するタレント”のようなパフォーマンスを見せたとも言えそうだ。
「実はピコ太郎のオリンピック出演は、昨年の3月に初の武道館公演を成功させたあたりから業界内では囁かれ始めていました。開会式・閉会式でパフォーマンスを行うアーティストの選定に、彼の名が浮上しているのでは?と推測する音楽関係者もいます。現時点でも様々なアーティストが候補に挙がっていますが、世界での認知度はピコ太郎が一歩リードしていますからね」(前出・エンタメ誌デスク)
ただし、2年というのは、短いようで、これから出てくるであろう一発屋が、ブレイクして消えるのに十分な時間でもある。ピコ太郎の野望は、果たして叶うのか。今年が正念場に違いない。
(窪田史郎)