1月31日、ホリエモンこと起業家の堀江貴文氏が主催するイベント「ホリエモン万博」のメディア限定発表会を行った。
「六本木を一万人規模でジャックする」を標榜し、2月3日、4日に六本木エリア全27会場で開催される「分散型都市フェス」。
著名人のトークイベントやお笑いライブなどの「イベント」、堀江氏のすべての著書を集めた図書館や手がけたロケットの模型を閲覧できる「展示」、肉や酒、冬なのにアイスなどのグルメを堪能できる「飲食」、街コンや麻雀大会、VRを使った催しなどの「参加型」の4つのカテゴリで、総勢30以上のコンテンツが準備されており、作家の乙武洋匡氏や放送作家の鈴木おさむ氏、社会学者の古市憲寿氏、2ちゃんねる創設者の西村博之氏といった面々から、歌手のさだまさし、俳優の山田孝之、お笑い芸人のスピードワゴン・小沢一敬氏など、参加する著名人も錚々たる顔ぶれ。それだけに、堀江氏曰く「数千万円」という予算もうなずけるのだが、8000円の前売り通し券の売れ行きが芳しくないようだ。壇上でも「楽しいことを伝えるのが超ムズカシイ」と語っていたが、“百聞は一見にしかず”なイベントなのだろう。
節分の失われた風習として、鬼をやり過ごすために普段と違う「幽霊」「おばけ」の仮装をするというものがあったことを知った堀江氏は、この節分の時期にイベントを開催することで「渋谷のハロウィンのように、六本木で行う“日本のハロウィン”のようなイベントとして普及させたい」と野望も語ったが、ひとまず、今回のイベントを成功させる必要がある。
有名人好きなミーハー、最先端のIT技術に感心がある向き、“炎上上等!”のスキャンダラスな論客の過激なトークを聞きたいという人は、確実に満足できる充実した内容であることは、間違いなさそう。その全貌を知るには、やはり、可能なら、イベントに参加するのが「最適解」のようだ。